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憧れの先生と遂に結ばれた俺・・・幸せすぎるドウ貞卒業!

校内では数少ない若くて見た目の良い先生だったから、男子生徒から人気があっても

おかしくなかったんだけど、当時の俺達からすると気軽に友達感覚で話しかけられるっていうタイプの先生ではなかったせいか、俺みたいに密かに憧れてるって奴はいたかもしれないけど、表向きはそれほど目立って人気があるって感じではなかった。



補講は放課後16:30くらいから行われていたと記憶している。

古典を選択する生徒は予想通りそれ程多くなくて、出席するのはたいてい7・8名。

俺としては少人数の授業で必然的に由紀先生と話しをする機会は増えるし、休憩時間の

他愛の無い雑談なんかを通じて、今まで知らなかった由紀先生の性格や嗜好を知ることができたり、あるいは授業中とは少し違う素に近い由紀先生の表情や仕草なんかを発見することができたりして、それだけで結構な満足感を覚えていた。



当時の恋愛経験の乏しい俺からすると、憧れの由紀先生と仲良くなると言えばせいぜい

これぐらいが限界で、更にそこから進んで由紀先生とリアルな恋愛関係になるなんていうのは想像すら出来ないというのが実際のところだった。



でも、そんなありふれた日常を過ごしていた俺の心境に変化をもたらす出来事は、ある日唐突に起こったんだ。



夏休みが終わって間もない9月の中頃、その日たまたま進路のことで担任に呼び出されて いた俺は、放課後誰もいなくなった教室で一人帰り支度をしていた。

西日の差し込む蒸し暑い教室で、俺が帰ろうとしたその矢先、突然由紀先生が教室に入ってきた。



「あれ、佐野君(俺)まだ帰ってなかったの?」

「はぁ、これから帰るとこ・・・ちょっと○○(担任)に呼ばれてて・・・」

「そうなんだ。で、勉強の方は順調に進んでるの?」

「んー、いまいちかなー。今も絞られたし。それより先生はどうしたの?」

「私は放課後の見回り。いつも3年生の教室は私が見回ってるのよ。誰か悪さしてるのはいないかって。だからあなたも早く帰りなさい。」



日頃、補講で顔をあわせていることもあってか、由紀先生は結構気安い調子で話しを続けてきた。

「ところで志望校は決まったの?」

「うーん、まだハッキリとは・・・、やっぱり成績次第だし」

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