まとめ連合

後輩「オトコってなんですか?」後輩のために”オトコ”を教えることになった俺・・・。←こんなのあの方法しかないよなwww



1:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:38:33 ID:z4d5X1yI

後輩「ですから、『オトコ』ってなんなのかって聞いてるんです」

男「……。えっと、オレは男。キミは女。オッケー?」

後輩「……すみません。ますますわからなくなりました」

男「なにがわからないんだよ?」

後輩「その……『オンナ』ってなんですか?」

男「……」


男(朝起きてから、ずっとイヤな予感はしてたんだ)

2:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:40:23 ID:z4d5X1yI

男(オレは今朝起きてから、今に至るまで一度も野郎を見ていない)

男(女としか遭遇しない)


男「……性別ってあるよな?」

後輩「『セイベツ』? なんですかそれは?」

男「……あのさ。馬鹿にしてる?」

後輩「ど、どうしてそう思うんですか? 
   私は先輩の言っていることが本当にわからなくて……」


男(たしかにそうだ)

男(オレは知っている。この子がとても真面目な子だってことを)

3:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:42:56 ID:z4d5X1yI

後輩「ごめんさい。私、あんまり勉強できないから、なにも知らなくて……」

男「ごめん。しつこいかもしれないけど、もう一度だけ聞く」

後輩「はい」

男「本当にキミは、男も女もわからないんだよね?」

後輩「……ごめんなさい」

男「じゃあ、キミはなんなの?」

後輩「なんなのって……人間ですか?」

男「人間はわかるんだ」

後輩「さすがにそれはわかりますよ。赤ちゃんでも知ってますよ」



男(なのに、男と女という言葉は知らない)

男(ていうか目覚めてから、変なことしか起きてないぞ)

5:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:46:11 ID:z4d5X1yI

♪今朝


男「んっ……あれ?」

男(おかしいな。いつの間に寝たんだろ……?)

男(課題やってるうちに寝ちゃったのかな……)


男「……いや、ちょっと待て」

男(ここはどこだ? オレの部屋じゃない)


  「んっ……」

男「へ?」

  「んー……」

男「ええええぇっ!?」


男(オレはベッドで寝ていた。そしてオレの隣には裸の女が寝ていた)

6:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:48:01 ID:z4d5X1yI

?「……うるさいなぁ。昨日遅かったんだから……もう少し寝かせてよ」

男「あ、あの……申し訳ないんですけど、起きてもらってもいいですか?」

?「なんでよー。休みなんだから、早起きする必要ないじゃん……」

男「そこをなんとか……」


男(ていうか、この女は誰だよ?)


?「あー……なに? もしかして朝からまたしたいとか?」

男「あっ、いや! 布団から出ないで!」

?「なんで?」

男「だ、だってその……全部丸見えになりますよ?」

?「今さらなに言ってんの? だいたい丸見えなのは自分もでしょ?」

男「え……のわぁっ!?」


男(オレも生まれたままの姿だったああああっ!)

7:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:50:22 ID:z4d5X1yI

男「な、な、な、な……」

?「朝からテンション高いね。なんかいいことあった?
  ていうか、髪どうしちゃったの?」


男(女子の裸を見れたからね、とか余裕があったら返したいけど)


男「……ひとつ聞いてもいいですか?」

?「さっきからよそよそしいね。それで?」

男「あなたは誰ですか?」

?「寝ぼけてんの?」

男「いや、これ以上ないってぐらい覚醒してる」

?「ホントに?」

男「むしろそっちのほうこそ、寝ぼけてたりしません?」

?「なんでそう思うわけ?」

8:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 22:51:27 ID:z4d5X1yI

男「その……あなたはボクが誰かわかってますか?」

?「は? 昨日、あんなことしておいてよく言うわ」

男「あんなこと?」

?「エッチ」

男「…………えっち?」

?「もしかして本気で言ってる?」

男「いちおう」


男(まるで、病人でも見るような目で睨まれた)


?「あっそ。じゃあ外の空気でも吸ってきたら?」

男「……そうします」


男(なんなんだ、この状況)

9:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:03:22 ID:z4d5X1yI




男(というわけで、服を着てオレは知らない家を出た)

男(状況がつかめない。しかも……エッチ?)

男(……待て待て待て! オレはセックスしたのか!? 知らない女と!?)

男(バッドコミュニケーションにもほどがあるだろ!!)

男(いや、ちがう。今の問題はエッチをしたかどうかじゃない!)

男(……今一番重要な問題はなんだ?)

男(とりあえずここはどこだろ?)

男(メチャクチャ見覚えはあるけど……あっ)

男(ここってヤマダの家の前じゃん)

男(なんでオレってば、アイツの家で寝てたんだ?)

10:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:06:31 ID:z4d5X1yI

男(じゃああの女の子は、ヤマダの姉か妹?)

男(いや、でもアイツって一人っ子のはずなんだけど)

男(それにヤマダの姉妹だったとして、なんでオレは知らない女と……)

男(そもそもどうしてオレには、その記憶がない?)

男(そんな素敵な記憶をなくすなんて、ありえないだろ!)


男「……ていうか、今日って学校じゃん!」

男「今は七時か……って、やばい! 急がないと!」


男(とりあえず家に戻って準備しよう)

11:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:09:19 ID:z4d5X1yI

女「おーい」

男「ん?」

女「おはよう! 朝からこんなところで合うなんて珍しいね!」

男「おっす。たしかに珍しいな」


男(振り返るとクラスメイトの女子がいた)


女「……って、どうしたのその髪?」

男「昨日からなにも変わってないと思うけど」

女「昨日は会ってないから知らないけど。すごく短くなったね」

男「……昨日会っただろ?」

女「会うわけないよ。あたし、昨日もバイトだったし」

12:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:11:49 ID:z4d5X1yI

女「これからもまたバイトだしね」

男「今日学校あるだろ?」

女「なに言ってんの? 今は夏休みでしょ、勘弁してよ」

男「…………」

女「そうだ、今週空いてる日ない?」

男「土日なら、空いてると思うけど」

女「ホント? じゃあ二人でどっか行こうよ?」

男「いや、その前に……」

女「……私とふたりは、やっぱりイヤ?」


男(うっ……なんだこの上目遣いは!?)

13:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:17:21 ID:z4d5X1yI

男(今までこんなことされたことないぞ!)


男「うん、たぶん空いていると思うよ」

女「ホント!? 今度は約束きちんと守ってくれる!?」

男「え? う、うん……」


男(そもそも、コイツと約束した記憶なんてないぞ)


女「へへっ。あたし、アリスカフェ行きたいんだ」

男「そう……」

女「予定はあたしが決めるから任せておいてねっ」

男「お、おう。ところでさ……」

女「あっ! いけない! このままだと遅刻しちゃうから行くね!」

男「……わかった。また今度な」

女「うん! バイト終わったらラインするー」

14:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:20:15 ID:z4d5X1yI




男「おかしい」


男(オレの記憶では、今日は月曜日のはずだぞ)

男(それ以前に夏休みは、二週間も前に終わってるはずだ)

男(もしかしてオレの脳みそが狂ってるのか?)


男「ただいまー」

  「お・か・え・り」

男「…………」



男(家のドアを開けたら、エプロンを着用した知らない女性がいた)

15:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:22:30 ID:z4d5X1yI

  「ポカンと口あけちゃってどうしたの?」

男「誰!? まさか、泥棒!?」

  「お姉ちゃんになんてことを言うのよ!?」

男「姉なんてオレにはいないよっ!」
 
  「ひ、ひどい! 最近反抗期真っ盛りだからって……そんなのあんまりよ」

男「…………」

姉「だいたい今日も朝帰りだし。昨日も一昨日も……うぅ」


男(なにをこの女は言ってるんだ?)

男(オレには兄ちゃんはいるけど、姉ちゃんはいない)

男(しかも朝帰りとか、反抗期とか無縁そのものだ)

16:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:24:36 ID:z4d5X1yI

男「ボク、ひょっとして、家を間違えたのかもしれません」

姉「この馬鹿チン! どこの子どもが自分の家を間違えるの!?」

男「……ボクがそうかもしれないんですけど」

姉「お姉ちゃんを馬鹿にしてるの?」

男「してませんっ。ただ……」

姉「ふんっ。じゃあいいです。勝手にしなさい」


男(そう言うと、オレの姉を名乗る女性はリビングに引っこんでしまった)


男「とりあえず、ここからどうしよ……?」

17:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:28:46 ID:z4d5X1yI




男「あっちぃ……」

男(家にいる気にはなれなかったので、オレはすぐに家を出た)

男(現在徘徊中である)


男「よくよく考えたら、あの女の人は親戚だったのかな」


男(親が離婚してるから、オヤジの方の親戚は把握できてないしな)

男(実は昔に会ったことがある人だったのかもしれない)


男「……そうだとしても、おかしいけど」


男(ていうか、アテもなく歩いてるけど、オレはなにがしたいんだ)

男(……そうだ! スマホあるじゃん)

男(とりあえず、これで色々確認しよう)

18:以下、名無しが深夜にお送りします:2014/03/04(火) 23:30:18 ID:z4d5X1yI

男「えーっと…………え?」

男「なんだよ、これ……?」


男(オレの記憶が正しければ、今は九月のはずなんだ)

男(それなのに、スマホの液晶に映った日付は『八月』)


男「……ウソでしょ?」


男(なんだ? このスマホが壊れてるのか?)

男(いや、落ち着け。だったら誰かに電話して確かめりゃいいだけだ)

男(……)


男「アドレス帳も、アプリも全部消えてる……!」

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